こんにちは、とっしゅです。
そもそも、中小企業診断士ってどういう資格なの?
と思われる方もいるので、まずはそちらを。
中小企業診断士は
「経営コンサルタントとして唯一の国家資格」です。
日本の多数を占める中小企業の経営を支援する立場として、相談にのったり助言を行う専門家のことを指します。
今回は資格の取得に至った経緯を何回かに分けてお話ししていきます!
資格に出会うまで
割とよく聞く様な普通の人として四年制大学を卒業し、すぐに小売業に就職をしました。
思いっきり稼ぎたいという願望が優先されてはおらず、

どうせ勉強するなら好きなものがいい
というわかりやすい考えのもと、昔から関心のある、文具やゲームなどの業界を視野に入れて就職活動をしていました。
入社後は淡々と仕事に向き合い、一定の評価と期待を受け、大きなプロジェクトも任されました。
ここまでは割と順調に見えると思いますが、ある時期にそうも言っていられなくなりました。
2020年
2020年、新型コロナの蔓延により、私が勤務している小売業、その他の飲食、サービス業という業種はとても大きなダメージを受けました。
・緊急事態宣言のため、そもそもお店を営業できない
・ので、売上が取れない
・が、給料などの費用はかかる
・そのため、当然利益が出ない
という流れが生まれます。
働く場所がないので、体は元気でも何もやれないという状況が続きました。
この期間、約2ヶ月。
私は「人生最後の長期休暇」と自分で銘打ってゆっくり過ごしていました。
2021年
働く場所が戻り、勤務を続けていたのですが、翌2021年、再びの緊急事態宣言が発令されました。
またしても、店舗は営業休止となりました…。
「またか…」
そう思いながら、今回は”長期休暇”と少し違う感覚でした。
「万が一会社が、となったらどうする」
という考えが湧いてきました。
私は2回の宣言の間に結婚をしました。それにより何か心の持ちようが変わったのだと思います。
そして1年前に感じていてそのままにしていたことがありました。
「今、思い返せば、大学受験の時期は楽しかったのかもしれない。あの時の様に何かに向けて黙々と積み上げる何かをしたい」
「やるなら今しかない」
そう思いました。休暇初日に何を勉強しようかと調べました。わかりやすく何か資格を目指そう。
でも簡単に終わりそうなものはあまり意味がない。
その中でちょうど良さそう、と感じた資格、それが
中小企業診断士
でした。そうと決まれば、宣言中でも営業をしていた本屋に飛び込み、数冊の参考書を買い早速勉強を開始しました。大前提として、
予備校は使わない。完全独学で勝負する。
ことを決めていました。
インターネットで調べれば、「合格までには1,000時間、合格率は多く見積もっても受験者数の5%」の決して楽ではないです。が、私はやる気に満ち溢れていました。
この先で何か会社に貢献できるなら
あわよくば、副業、さらには独立も
なんて夢を見ながら、勉強を始めました。
=続く=
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